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桐箪笥の洗い直し 砥の粉仕上げ
長年お使い頂いている桐箪笥は、洗い直すことにより、美しく蘇らせることができます。
桐箪笥の塗装に使用されている塗料は、水で洗い落とすことが可能です。
その際、小傷や染み込んだ汚れも綺麗になります。
大きな欠け、割れがある場合は、新しい桐材を貼り直し、修復します。
木の反りによる隙間や割れは、湿気や害虫の侵入を許すことになってしまいかねません。
また、桐箪笥は切削加工が可能なため、表面に付いたカビや汚れ、少々の傷なら鉋で削り落とすことができます。
大切なお着物、お洋服などを守るためにも、洗い直しをおすすめ致します。
洗い直し修理例
(砥の粉塗り和箪笥)
洗い直し前

洗い直し後

今回の金具は、ほとんど新品に変更になっています。
扉内部の盆や、引き戸内の小抽斗も塗り直しています。




BEFORE
各所の傷、ヘコみ等も修理しています。表面のクレヨン(?)の跡は、洗う工程で綺麗に落とせました。
![]() 抽斗は奥まで入らなくなっています。 | ![]() 下台抽斗 | ![]() 下台抽斗。こちらは、抽斗が奥に入りすぎています。 |
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![]() 面木に丸く穴が空いていました。 | ![]() 面木接合部の隙間 | ![]() 引き戸引っかき傷 |
![]() クレヨンの落書き。房の欠失。 | ![]() 扉上部の面木割れ | ![]() 扉、召し合わせのヘコみ、傷。扉は閉まりません。 |
![]() 扉蝶番の外れ |
AFTER
![]() 抽斗ぴったり収まっています | ![]() 抽斗の引けも直りました | ![]() 面木接合部の隙間、新しく面木を張り替えたのでぴったり付いています。 |
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![]() 抽斗ぴったり揃っています | ![]() 扉の召し合わせも新しく作り替えました。 | ![]() |