和箪笥（上箱が、引き戸や扉になっているもの）と、昇箪笥（扉はなく抽斗のみのもの）です。前板は、高級アメリカ材の柾目（木目が真っ直ぐに揃っているもの）を使用しております。

扉の中には、盆が五杯入っており、お着物をたとう紙のまま収納して頂けます。

引き戸の右側内部には、小抽斗が二杯あり、小物も収納頂けます。

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出来上がった木地を、バーナーで焼き、ススを落としてから柿渋塗装し、表面をカルナバ蝋で艶出し加工しています。

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※柿渋とは、渋柿を発酵させた茶色い液体で、乾くと塗膜を作る性質を持っています。（多少の水滴は弾きます。）

紫外線に反応し、年月を経ると色が濃く変化する特徴を持っています。濃い色へと美しく変化しますので、その過程もお楽しみ頂ければと思います。