小衣装和箪笥の洗い直し 3
洗い直し第三弾になりました^^
長くなってしまいましたが、もう少しお付き合いください。m(_ _)m
1・2と、修復工程を載せてきましたが、今回は仕上げの工程です。
焼き砥の粉仕上げでご注文を承りましたので、新品の箪笥同様、
焼く→ススを落とす→ススを拭き取る→砥の粉塗装→ロウで磨く
と工程を進めていきます。
高温で焼きますので、接着面が空かないよう素早く冷やしながら焼いていきます。
そして、金具を取り付けて完成したのがこちらになります。^^
以前は砥の粉仕上げでしたが、焼き仕上げになったのでだいぶ趣が変わりましたね!
盆は、砥の粉仕上げです。
各所こんな感じに仕上がりました。
大きな傷や小傷、汚れ、割れ、接着面の空き等、全て補修・修復させていただきました。
爪掛けでついた大きな欠け。面木も欠けていました。
↓
扉の汚れや、引っかき傷
↓
長年大切にお使い頂いていた箪笥でしたが、各所に痛みがありました。
桐箪笥は傷等が出来ても、少々なら削って落としてしまえるのが長所です。
今回は破損が大きかったのと、メッキ直しが出来ない金具でしたので、新品に交換しましたが、可能なものは金具もメッキ直しで美しくなります。
もちろん、砥の粉仕上げでの洗い直しも承ります。
お嫁入りの際の思い入れのある桐箪笥など、傷や汚れを綺麗にすれば、自分の代だけではなく、次世代に引き継いでいくことも可能です。
お見積もりは無料ですので、お気軽にメール、お電話でお問い合わせ下さい。
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