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焼桐兼用箪笥


焼桐の兼用箪笥を製作しました。


扉内部は、砥の粉塗りの くり盆が四杯収納されています。


焼桐兼用箪笥

本体は、扉と抽斗三杯の部分が上台、細かい抽斗の部分が下台の二つ重ねになっています。


一枚の板を使用しているので、上下ちゃんと木目が繋がっていますよ。

抽斗も大小様々な幅、深さでお作りしましたので、もちろんお着物からカシミヤ、ウール製品、小物まで収納していただけます!

左下の深さのある二杯の抽斗には、形が崩れては困る造り帯や革製のお鞄など収納するのにぴったりですよ★

今回の金物は、扇に松竹梅です。


桐箪笥金物 扇に松竹梅

金の金具を使用すると、パッと明るく感じます!^^

そして焼桐タイプには、紫の房がよく合います。

抽斗釻は、こんな感じです。


桐箪笥金物 扇に松竹梅


焼桐兼用箪笥

こちらの抽斗は、一見鍵がないように見えますが、隠し錠が施されています。防犯上ここではお見せできないのが残念です。

面木は、Hasegawaではおなじみの、剣留めという伝統技法を用いています。


焼桐兼用箪笥

大切なお着物や、カシミヤなどのお洋服をたくさん収納していただける兼用箪笥。

「着物も洋服も、大切なものは一竿に収めたい!」とお考えの方に適したデザインではないかと思います。^^

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